南天龍宮城(11)


【ハガキのこと】

 ナグプールでハガキを買うのに一苦労。最初はホテルの車(軽自動車)で小さな局に行ったのであるが要領を得ず、中央局に行く。大勢の人であったが、三十枚ほど買う。帰路十二日にナグプール空港の赤いポストに投函。空港で入り口にいた大柄の兵士は通行証なしでも行って来いと手で誘ってくれる。
 家族や小生宛など五枚は持ち帰ることにして、残り二十五通を投函。何通かは未だに届いていない。帰国後自分宛に、日本の切手を貼ってだしたのが下の写真。内容はインドでの生の感想である。


インド感想

此節南天龍宮城に来てみれば
龍樹菩薩の御活躍佐々井秀嶺師の偉業は
文殊菩薩の後盾ありての
龍種族復権蘇生の一大事業である乎

 独行庵榮徳 
 マンセル遺跡に遊びて
 H22,5,11/12



 孫たちあてには二通。

今インドにいます。
アツイトコロで、キノウは四十六度アリマシタ、
マンセルという山にノボリました。
レンガで大きなお寺をツクッタお山です
龍樹(リュウジュ)湖(コ)もありました。
道路には車や人や牛さんたちが
たくさんイッタリキタリしています。
十四日の夜おそく帰(カエ)リます。 
ではまた

 五月十二日 榮徳


 今一通は写真にて。


孫宛



南天龍宮城(10) / 南天龍宮城 トップ / 南天龍宮城(12)