駄家通信 15



 H24.9.30記

 今月は大雨の隙間を縫って熊野古道あたり、つまり熊野三山にお参りすることが出来た。
 まず熊野古道センター(尾鷲)まで二度も訪問する機会が戴けたのである。先達ての島根県立図書館もそうであったが、研究調査が主なのか神社仏閣参りが主目的なのか妖しい。
 佐太神社へ久しぶりに参拝。神主さんも御元気そうな様子であった。帰路は出雲札第25番の澄水寺へ。


【出雲札第25番・澄水寺】


 それから米子法城寺へ参るのに、中海の北岸ルートを走る。途中道の駅で買った出雲そばはやはりおいしかった云々。

 一地度目は夜行バスで大坂へ。近鉄に乗りかへ松坂経由。尾鷲には11時ころ到着。
 二度目は知人の車にて、7時間半かかり、10時過ぎに到着。その日は駅前に宿を取り翌朝早く「花の窟」へ。これを先に済ましていたことで、この日夕方には新宮の速玉神社に滑り込みセーフ。記念にナギノキの苗をもちかえった。
 翌朝早朝那智の滝へ。水量多く、ドドッドッドとまるで後ろから脱線した列車が襲ってくるような瀧津瀬の音が響いた。


【那智の瀧】


 本宮は勿論のこと、この日田辺高山寺の熊楠の墓参まで出来るとは…。
 今回も古道センターでの調査が主であったのか、熊野三社参拝が主であったのか、人生の宿命道を足早に通り抜けさせられた?日々でした。



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